Gam Preenapunさん - データサイエンス

チェンマイ大学で医学を学ぶGam Preenapunさんは、研究、データサイエンス、アプリ開発に情熱を注いでいます。そして、人々が健康的な生活を送れるようにする革新的な方法を見つけて、コミュニティ全体に良い影響をもたらしたいという強い思いを抱いています。

Gamさんは、高校の課外授業で初めてプログラミングの世界やSwiftに触れました。問題を解決に導く新たな方法に夢中になり、YouTubeの解説動画を見ながら、MacのXcodeを使って独学でアプリ開発の基礎を身につけました。

「MacBookは、私のお気に入りのApple製デバイスです。Xcodeも簡単に使えるので、プログラミングはすべてMacBookで行っています。動作が安定していて信頼できますし、一日中使い続けることができます」

現在、Gamさんはプログラミングスキルを活かして、心身の健康に役立つアプリのプロトタイプを制作しています。その一つがGirl Guardです。これは、女性がセクシャルハラスメントに対処するのを助けるためのアプリで、MacとXcodeのプレイグラウンドで作成されました。

「友人たちの話や私自身の体験から、一人旅がいかに怖いものになり得るかを知ったことをきっかけに、このアプリのコンセプトが生まれました」。Girl Guardには、サイレンを鳴らして助けを呼ぶ「Fight Like a Girl」という機能や、誰かと話しているように装うことでハラスメントを未然に防ぐ「Trustworthy Friend」などの機能があります。

Girl GuardはGamさんのコミュニティから好評を得るだけでなく、Appleの2021年Swift Student Challengeにも入賞しました。このような評価を受けGamさんは、人々が安心して健康的な生活を送れる社会を促進するツールの開発に、自身の研究や情熱を捧げたいという思いをさらに強くしました。

大学では、Gamさんは次のプロジェクトに向けたアイデアのスケッチにiPadを積極的に活用しています。解剖学や生化学の授業のノートは、iPadとApple Pencil、Goodnotesでわかりやすくいきいきとまとめています。また、タイ国内外の農村地域における保健医療へのアクセス向上をテーマにした研究データを発表する際には、Keynoteを使って説得力のあるプレゼンテーションを作成しました。

「多くの人々の役に立つ解決策を見つけること。そして、現代だけでなく、未来の世代のために、より明るい未来を作る一助となること。それが私の目標です」